第2部2部開演を知らせる本ベルが鳴りました。・・・とここで、 まだなのに、もう舞台に出て良いと思ったゆうきが、 一人で舞台に出て行ってしまいました。 呼び戻されて小またで走って帰ってきたときには、 お客さん大爆笑。 「おいしいところ取ってごめーん」と、ゆうき(笑) アンケートの「印象に残った曲」にも書かれるくらい、鮮烈な印象を残したようです。 「曲」じゃないのに(笑) 11,「アフリカンライフ」 無事に袖に戻って来たゆうきを先頭に、 メンバー全員が舞台へ。 そして半分くらいがいろんな楽器の陰に隠れます。 ボディーパーカッションが始まる時に陰から現れるのですが、 その瞬間「いっぱいいる・・・」っていう声がどこかから聞こえた気がしました(笑) この曲はボンゴ,コンガをメインとして、 ピアノ,マリンバ,細かい打楽器,ボディーパーカッションを使った、 即興的な合奏です。 衣裳も全員エスニック風のスカートで合わせました。 12,「ふたご猫のある一夜」 ここからは寸劇が2つ続きます。 一つ目はゆうことえりかの美人のふたご泥棒猫のお話。 『マイ・フェア・レディ』の「踊り明かそう」に、 「み~ぁう。あたしたちは美人のふたごねこ~♪」といった、 可愛らしい歌詞をつけて歌いました。 しかし、「盗んできたお魚に頭がない!」ということを発見し、 お客さんに"手"を貸してもらうことになります。 曲に合わせて、お客さんが2手に分かれて手拍子を掛け合います。 が、そこへ・・・ ピーーーーーー!!!(笛) と、犬のおまわりさんが登場。 「こら待てー!!ワンワンッ!!」 と言ってふたご猫を追いかけるおまわりさんに、笑いが起こっていました。 とにかく可愛い寸劇でした。 13,「お先へどうぞ」 そして、その超~かわいい寸劇のあとが、 超~かわいくない寸劇。 みなみと私による、映画を観るため待ち合わせた勘違い母と勘違い娘の話です。 『フィガロの結婚』の「お先へどうぞ」という二重唱は、 ドアの前で「年上の方からお先へどうぞ」「綺麗な方からお先へどうぞ」と、 年齢に差のある恋の宿敵同士が、嫌味~っぽく歌う曲ですが、 私たちのはかなり現代風にしました。 これは・・・文章で説明すると長くなるのでカットします。 とにかく、「まだまだ私は若いわよ!」と言って超ミニ丈のパーティードレスを購入してきた母親に、 会場の皆様が大ウケしてくれて、本当~によかったと思いました。 こんなに笑っていただけるとは思っていなかったので、 どうやったら笑ってもらえるか、真剣に考えて報われました(笑) 14,「ヒストリカル・シンフォニー・リレー」 5人で一台のピアノを弾きます。 曲は、ベートーヴェンの交響曲が全曲メドレーになっているもの。 弾くだけでも大変そうなのに、 ピアノの前に置かれた「交響曲第○番●● △楽章」という紙まで、 次々とめくっていきます。 最後に第九が決まったときには、 5人でよくあそこまで揃えたな~!!! と、えらく感動しました。 5人で立って弾いているので、 音もそうだけど、見た目にも迫力がありました。 15,「ラプソディー・イン・ブルー」 ついに来た!という気分(笑) みちと私がさんっざん練習を煮詰めたエレクトーン&ピアノデュオです。 本番直前にスランプに陥りながらも、 妥協せずに音楽を創ってきました。 最後の音がジャンッ!と合った瞬間・・・ みちと目が合って、自然と心から笑顔が湧いてきて・・・ ・・・ あぁ~まだ泣くの早いよ~ 泣いちゃダメだよ~ だって次は・・・ 早着替えーーーーーー!!!!! と思い、出かけた涙をひっこめて控え室へ走り、 楽譜をその辺にポイ捨てして合唱用のワンピースに着替えました。 16,「Be our Guest」/17,「Part of your world」/18,「A whole new world」 最後はみんなでディズニーの曲を合唱でお届けしました。 「Be our Guest」は、前半はミュージカル調で一人ひとりソロがあり、 後半は振り付きで煌びやかに合唱。 前を向いていたので、お客様の笑顔がいっぱい目に入って嬉しくなりました。 「Part of your world」は、我らがアリエルえりかのソロがとても素敵でした。 練習の時以上に、えりかがキラキラしていました。 あいこは、これによりえりかのファンになったようです(笑) 19,「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」 フィナーレは、『メリー・ポピンズ』よりスーパーカリ○※▲#・・・省略。 途中でセリフが入ります。 あいこ「長くて言えないよ~」 いと「えーあたしなんて、反対からだって言えるよ」 あいこ「ウソだ~言ってみてよ」 いと「スォイコディライペクスィツイリガルフィラクルーパス!」 あいこ・みんな「おー!!」 いと「じゃあ、これは何て言ってるか分かる?うとがりあてれくてきなんみ!」 あいこ「はやいよ~もう一回!」 いと「うーとーがーリーあーてーれーくーてーきーなーんーみ!」 あいこ・みんな「(考え込んでから)・・・あー!!」 ♪スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス ♪スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス ♪スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス ♪みんな来てくれてありがとうーーーーーー!!!!!♪ と、最後の曲が終わりました。 アンコール「瑠璃色の地球」 一度ハケてからアンコール曲ですが、 「瑠璃色の地球」に、いとが手話を付けてくれました。 この曲は・・・本番が一番良かった。 客席を見渡したら、 涙を流して聴いてくださっている方が大勢目に入りました。 ・・・ 私を泣かせないでーーーーー!! 歌ってる間は泣かないって決めてるんだから~~~!! 泣いちゃダメ泣いちゃダメと、冷静を装って最後まで歌いきりました。 控え室に戻った瞬間、も~う我慢の限界を超えました。 コンサート終わった時に泣けるなんて、 大学に入ってからは初めてでした。 何がどうなっててこんなに感無量なのか分からなかったけど、 体全体が熱くなるような気分でした。 温かいお客さん、大好きな仲間たちに囲まれて、 本当に本当に幸せなコンサートでした。 あの時間に戻ってもう一度やりたいくらい(笑) 本番以外のことについて、また別に書きます。 ひとまずこのページはおしまい。 →その他 |